野球改革秋鷹41案

今日は秋鷹41が考える日本野球界のシステム改革案
秋鷹41は素人なんでツッコミ所は多いかと思いますがご勘弁
相当真面目に考えてみました


日本プロ野球にもメジャーリーグにも良い所と悪い所がある
ただ日本は悪いところが多すぎて困ってるのが現状


・日本野球協会
散々言われるのが日本には統一された野球協会がないコト
現状はプロ野球球団保持企業の共同興行組織
プロ野球会、高野連、社会人野球連盟、選手会から3名ずつ選出
日本の他のスポーツ協会関係者、海外の野球関係者から3名ずつも選出
そしてファンの投票によって1名選出
議長は日本の他のスポーツ業界関係者から選出する
初代に川淵キャプテンってのもアリかも


コミッショナー制度
まず何が困ってるかって“野球協約”と“コミッショナー”だろう
オーナーによる協約の拡大解釈を黙認するコミッショナーなんてのは複合系だ
これにはまず有識者(これもあいまいなんだが)による第3者の機関として
公安委員会みたいなのを設けて、オーナー側の暴走を止めるようにするといい
要するに“コミッショナー”の仕事を委員会として行うということだ
現在のように法律にしか詳しくない人間がトップに立つというのは異常だ
ならば個々の専門家を結集してあたれば買収などに応じる可能性も激減する
今のコミッショナーが貰っている給料・退職金も複数で割れば納得もいくだろう


ここから各種問題について
あくまで“コミッショナー委員会”が機能してると仮定しての物


・財務状況透明化
完全な透明化は必要無いと思う
ただしコミッショナー委員会には完全透明化したものを提出
委員会でも調査し、虚偽があった場合にはペナルティを科す
この内容によって資金分配を行う


・放映権料の一括管理
ただ、グッズ収益に関しては一括管理せずに球団50〜70%、残りを委員会で管理
グッズっていう物は選手、球団に対してお金を払ってるのだから
その辺のファン心理を反映しておく必要があると思う
ただし、地域のローカルTV局などに関してはノータッチ
地方密着・ファン定着を進める為に必要だろう


・ファン獲得
少年野球教室だけでは足りない
地域と一緒にイベントを企画するなどの今までに無い工夫が必要
北海道とファイターズ、新庄は成功例の一つだと思う


・ドラフト制度
完全ウェーバー制にまでする必要は無いと思う
逆指名・自由獲得枠は撤廃し、くじ引きアリのドラフトに戻す
スカウトと接触した選手は高校・大学・社会人に関わらず
コミッショナー委員会にプロ入り希望かどうかを履歴とともに提出する
接触が無くともプロ入りしたい人間は4月にコミッショナー委員会に提出
希望せずに強行指名され、拒否した場合は次年度のドラフトから参加出来る
希望して拒否の場合は4年間のドラフト対象外となる


・トライアウト
自由契約選手の合同トライアウトだけではなく
プロ入り希望したものの指名されなかった選手を集めて行う
ここでは契約金なし、年棒は最低年棒での契約とする
ここでの新人はドラフト外入団扱いとなる
ここで獲得がかち合った場合に2部を優先する等の措置があってもいい


・FA
現状では長すぎる。4〜6年程度が妥当な線ではないだろうか
補償金も撤廃し、年棒ダウンもOKとする
後述する2部⇒1部への移籍には移籍金を発生させる


年棒
高すぎる。が、サラリーキャップ制度の導入で多少はマシになるはず
放映権料の一括管理と合わせればかなり戦力均衡は実現する
さらに年棒のダウン制限は撤廃。出来高にも最高額に上限
完全ウェーバーではなかった以前のドラフトでさえ実現しかけていた
以前書いたけど広島の黄金期とも重なってるしな
秋鷹41はMAX1億くらいで良いと思う
ついでに複数年契約は撤廃した方が良いと思う


・引退後
再就職先の斡旋を行う。Jリーグ方式がベストか
申請があった場合コミッショナー委員会が審査し、年金支給
マスターズリーグ就職者は無しとする。引退後は審査
再就職先退職の場合は審査を厳密にする
審査基準を明確に設けるのが大前提


・プロアマ
再就職先としての考慮も含め一体化を目指す
日本野球協会が立ち上げられれば問題なしか
プロが高校生を指導できないなどは規制する意味がない


天皇杯
これに関して秋鷹41は詳しくないんだがアマでの試合らしい
なんとかプロも参加できないだろうか?
やはりカップ戦というトーナメントでの試合は熱気がある


・アジアクラブカップ
これについても上記の理由で採用して欲しい
アジア各国で3球団ずつ出すようなカップ戦になれば
後述のプレーオフで3位決定戦もあるので面白そうだ


・ワールドカップ
いつになったら実現するんだ?
でもこれは実現すれば起爆剤になりうる物だ
ちょっと妄想してみた
イチロー 2カズ松井 3小笠原 4ヒデ松井 5松中 6和田 7城島 8中村 9立浪
先発・松坂 中継・五十嵐、大塚、長谷川 抑え・高津
ただオリンピックの存在意義はかなり減るな
キューバ、オーストラリアなんかや最近人口が増えてきてるヨーロッパにも期待
ただワールドカップといいながら参加の為の予選が無さそう
レベルが心配だ


・メジャーへの人材流出
心配しなくてもそこまでの流出はない
怖がって年棒を高騰させることのほうが問題
通用しなくて戻ってくる選手もいるだろうし
日本のほうがいいという選手も出てくるだろう


・リーグ制度
現在の2リーグ制から3リーグに拡大する
理想は4、4、4⇒5、5、6(4)、⇒6、6、6で当然交流戦を行う
選手の問題もあるので社会人チームの買収が好ましい
積極的に公募を行い、当然ファン投票を含めた審査を行う


・2軍
2軍は2部にし1軍と切り離し別企業に買収させ、その代わりに1軍の選手枠を拡大
2部は全て既存の野球チームとは他の地域に移転する
そして地方の小規模な球場での試合を増やし、新規ファンを開拓
収入の減少は免れないのでコミッショナー委員会(仮)からの援助を行う
2部落ちしたチームからのファン離れに関しては
それで離れるファンは些細な理由でも離れるファンなので離れないファンを大事にする
浦和レッズ、海外でフィオレンティーナの例もあるので地元密着が実現すれば可能
2部は8〜10程度のチーム、1リーグ制を想定する、が
2部に関してチーム数の上限を定めないこととし、将来的な3部も考えておく


・新規参入
合否基準を明確化し、合格の場合は2部からのスタート
エクスパンションドラフトの実行を考慮することが必要
合否基準に地元の支持率を投票によって確認し、60〜70%の基準を設ける
また、複数企業での合同チームも認めるといった柔軟性を


・ユースチーム
U-18で構成して、年間60試合程度とトーナメントのカップ戦を行う
親チームにプロ入り交渉優先権を与え、権利放棄の場合のみドラフトへ
権利放棄で指名の無い場合新人トライアウトにも参加できる


日本シリーズ
日本一決定プレーオフと名称を変更
1部優勝3チームとワイルドカードでのプレーオフ
ワイルドカードメジャーリーグではなく勝率2位のチームで勝ち抜きトーナメント
勝率上位のチームのホームで試合を行うこととする
こんな感じ⇒アウェイ側 (勝率3位vs勝率2位)vs勝率1位 ホーム側
このトーナメントは一発勝負の方がいいんじゃないだろうか
日本一は各チームの勝率によってトーナメントの位置を決める
(勝率1位優勝TvsワイルドカードT)vs(勝率2位優勝Tvs勝率3位優勝T)
1回戦は3勝先取の最大5戦、決勝は4勝先取の最大7戦で行う


・降格プレーオフ
1部リーグ各3リーグの最下位は降格プレーオフを行う
プレーオフ3チームの1位は残留、最下位は即降格、2位は再度プレーオフ
2部優勝チームは即昇格、準優勝チームはプレーオフ
1部リーグ降格プレーオフ2位と2部準優勝チームでのプレーオフ
勝利チームは残留or昇格、敗退チームは2部へ
これは日本一決定プレーオフの後に行う
目的は日本一プレーオフまでの宣伝機関にもなるし


ま、相当の理想論で実現は難しいだろうし大改革だし
でもこの位やんないと愛想尽かし始めたファンは逃げてくよ
あとは試合内容だな。2時間に収まる位にしないとダメだな