競馬論

ここんとこ激しい文ばっかり書いてたんで息抜きを
競馬について書いてみようかと


秋鷹41は競馬ファンです
日曜日が忙しく、見ることが減った事から急速に興味が薄れた
その時競馬というのはただのギャンブルではない、と思った


日本には様々なギャンブルがある
競馬、競艇、競輪。パチンコ、パチスロ・・・
競馬だけは他のギャンブルと決定的にに異なる点がある
人以外の動物が関わっている、という事だ


人間は古くから馬と関わって生きてきた
だからかは分からないが馬は非常に大事にされていると思う
大事にする、つまり世話をし、長い時間を共にすごす
当然そこには情が生まれるだろう。情のあるところには感動が生まれる
それこそが競馬が他のギャンブルとの大きな違いだろう


「競馬は血のロマンである」という言葉がある
競馬は血統である程度能力の予想がついたりする特殊なスポーツだからだ
サラブレッドの系譜を辿ると3頭の馬に行き着く
ダービーアラビアン、ゴドルフィンアラビアンバイアリーターク
昔の人は「バイアリータークのレースも見た事が無いくせに」と言ったそうだ
この辺のことは秋鷹41も良く分からない、が凄かったんだろう
日本ではシンザンがコレにあたるらしい。オールドファンは言うそうだ
シンザンのレースも見た事が無いくせに」と


時代時代での最強馬がいる
シンザンマルゼンスキーシンボリルドルフナリタブライアンテイエムオペラオー・・・
挙げていけばキリが無い
ファンはどの馬が強かったかと言った議論したりもするだろう
が、最強馬がいる時代が必ずしも盛り上がるかと言えばそういうわけでもないと思う
むしろライバル、3強などの方が盛り上がるだろう
誰が勝つかわかってしまうようなレースより面白い


ハイセイコータケホープのライバル争い
オグリキャップタマモクロス芦毛対決
TTGと呼ばれたトウショウボーイテンポイントグリーングラス
三冠を1つずつ分け合ったナリタタイシンウイニングチケットビワハヤヒデ
古馬として大成したマヤノトップガンサクラローレルマーベラスサンデー


馬は非常に弱い生き物だ。精神的にも、肉体的にも
そこにはしばしば悲劇が生まれる
トキノミノルテンポイントサイレンススズカ・・・
これらの馬は死してなおファンに愛され続けている
また体重に対してあまりにも細い脚からサラブレッドには故障が多く
将来を嘱望されながら引退を余儀なくされた馬も少なくない
フジキセキアグネスタキオン・・・

地方競馬から中央競馬へ殴りこみ
アイドルホースとして競馬人気を飛躍的に高めた
ハイセイコーオグリキャップ


歴史に残る名馬は記念レースとして名を残すこともある
ファンはレースが来る度にその馬のことを思い出すのだろう
が、競馬はそこでは終わらない
活躍した馬は種牡馬となり、その血を後世に残すことになるからだ
親を応援したファンは、仔を気に掛けることが多いだろう
そうして競馬にハマっていった人も少なくないのではないか
親子で競馬ファンだとこういう会話があるんだろう
子が「○○っていう馬が凄い」と言い、親が「○○の父の●●も強かった」と言う
メジロアサマメジロティターンメジロマックイーン
この三代で天皇賞を成し遂げたメジロ牧場
天馬といわれたトウショウボーイミスターシービーという三冠馬を生んだ
怪物ハイセイコーは自身がなしえなかったダービー制覇を息子が成し遂げた


ちなみに秋鷹41が好きな馬は有名どころで
ミスターシービーオグリキャップフジキセキマヤノトップガンスペシャルウィーク
ただ生で見た中で一番強いと思ったのは3歳(当時の呼び方4歳)のナリタブライアンだったな
強すぎて面白くねぇ!っていうのが正直な感想だったけど
一番興奮したのはマヤノトップガン天皇賞・春だけどね
秋鷹41は力でねじ伏せる「豪脚」が好きみたい
逃げ切りはハラハラするけど差し切りっていうのは盛り上がるし


競馬をただのギャンブルと見ている人だっているだろう
でもそれだけだったらここまでドラマは生まれない
時間が出来たらまた始めたい。そんな気分になる


北海道はコスモバルクで盛り上がってた
GⅠ取ってくんないかな・・・