Apple

変な分け方をした、例のBCNランキング
流石に時代の流れには逆らえなかったか、SONYにそれほど肩入れする必要がなかったか

●短かった2強時代は終わり、再びアップルの一人舞台になるのか?


メーカー別の販売台数シェアを見てみると、このところiTMS効果によって40%台の販売シェアを回復していたアップルだが
nanoの発売で一気に14ポイント以上も上乗せし急伸。60%に迫る勢いだ
一方一時20%を越えていた時期もあったソニーは、ほぼ10%と約半分にまでシェアを落とした


しかしここよりもやはり
無理矢理SONYがNo.1シェアだったシリコン大容量のカテゴリー

まさに垂直の立ち上がりだ
それまで25%前後であった販売シェアが、一気に79%にまでジャンプアップ
シェアはちょうど3倍に膨れ上がったことになる
アップルではこれまで1製品しかラインアップしていなかったカテゴリに主力をドカンと投入してきたことで
派手な立ち上がりになるのは当然といえば当然
しかし、このような極端な動きを見せるグラフはなかなか目にするチャンスはないだろう


ん・・・垂直立ち上げ?


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こんなのあったよな(笑


これ見る限り1年未満でに10millions達成してるはずだな
10millions=1000万?


いつ届くんだ?

基本的に記事とかコラムって言うのは記者の主観が入るからな

確かに国内市場だけを見れば、市場シェア2位のソニーは健闘しているといえるかもしれない
だが、最大市場である北米において、デジタルオーディオプレーヤーをめぐる勝負は決している
米国の量販店では、単にiPod本体だけでなく、サードパーティ製のさまざまな周辺機器、アクセサリが日本以上にあふれている
リリースによると、iPod専用アクセサリの数は千種類を超えるという
自動車メーカーもこぞってiPod対応をうたっているほどだ

それでもこれは数字を見れば事実とわかる事

4GBモデルが27,800円という単価は、他社製プレーヤーの半値どころではない
この事業からの撤退を表明済みのリオ・ジャパンが、9月7日に、ひっそりと製品の価格改定を発表したが
このいわば処分価格においてさえ2GBモデルが32,800円となっている
2カ月後にようやく発売になるソニーの新製品でも、2GBモデルの販売予定価格は3万円である
(おそらく発売までに価格改定を余儀なくされるだろうが)
Byte単価の競争では「歯が立たない」というのが正直なところだ

ちょっと怖いのがここだ


SONYの得意技といえば“価格破壊 → 市場破壊”
シェアを奪い、競合他社ともども市場を破壊してしまうSONYの自爆技だ
自社が何でもNo.1でなければ気がすまない“元”世界的企業のプライド



ユーザーにとってはいきなり価格が下がるのでいいことに思えるかもしれないが
価格が下がると言う事は(SONY以外では)コストダウンの努力をする事
すなわち、品質が下がる


これが唯一通用しないのがAppleiPod
nanoでは大量にフラッシュメモリを確保する事によって価格を大きく引き下げた

iPod nano
4GB → 27800円


リオ・ジャパン
2GB → 32800円(撤退による処分価格)


ソニーの新製品
2GB → 30000円(販売予定価格) 

この圧倒的な価格差


SONYが赤字の戦略価格をとっても安くする事は難しい
なぜならエレクトロニクス事業の大赤字の中で赤字の新商品は投入できない


iTMSもある
iTunesもある


iPodを選ばない理由はないだろう?