デジタル関連

ブルーレイの最大の特徴は、光ディスクの記憶容量の大きさだ
現行DVDのほぼ10倍に当たる最大50ギガバイト記録できるのに対し
HDは30ギガまでしか記録できない

おかしいね。30GBが技術的限界なわけじゃない
当初から3層45GBまで実現化の目処は立ってるけど30GBまでにしてる
Blu-rayが2層50GB以上が困難だからそこで比べてるんじゃねーの?
それだと一番の売りである大容量が謳えないもんな


まぁHD側もなるべくなら2層30GBでやりたいんだろうけど
3層は30GB+4.7GBのツインフォーマットメインでやりたいだろうし

映像作品を供給する企業がどちらの陣営を支持しているかは
ハリウッドの映画会社を見れば歴然だ
HDソフトだけを供給するのはユニバーサル1社
米国でのソフト販売額シェアは12%しかない
一方、ブルーレイソフトだけを供給するのは
ディズニー、20世紀フォックスなど4社でシェアは49%に達する

逆に中立=様子見が39%もいるってことなんだと思う


そしてBlu-ray普及の尖兵のはずのPS3大失敗
微力ながらXbox360にはHD DVDプレーヤーが別売り
そして東芝PS3を意識した5万円を切る格安のプレーヤー


HD DVD先行により海外ではHD DVDソフトが順調に売れている
でも、Blu-rayにはなかなかソフトが揃って来ない
何故かってPS3が“プアマンズプレーヤー”だからなんだよね


情報弱者のバカはよりによってPS3Blu-rayを見ようとする
だって安いからね。そしてBlu-ray陣営はPS3を頼りにしてきた
今更PS3では一部のBlu-rayソフトは見れませんなんて言えないんだよね
だから最近ではBlu-rayソフトの発売延期が相次いで中止まで出た
 → --アニメ『AIR』Blu-ray Disc BOXの発売を12月22日に再延期 −「最近入手した実機での検証で不具合が発生したため」
 → --Blu-ray版「BLOOD THE LAST VAMPIRE」が発売中止に −11月22日発売予定が「制作上の都合」で
 → --ワーナー、11月23日発売予定のBD/HD DVD計18本を延期 −「ソードフィッシュ」の発売日が11月23日に決定


確かにPS3を購入して、映画ソフトを買おうと思った場合
DVDよりBlu-rayを選ぶ可能性は非常に高いと思う
でも、そのPS3が売れてない。特にプアマンズプレーヤーとして買うなら
HDMIはついてるんだから安い20GBでもいいはずだが壊滅的


これって単にPS3だけの問題じゃなく
PS3、引いてはBlu-rayのコンセプトにも繋がる
“高画質”のコンセプト自体が売れてないってこと


てことはHD DVDもヤバいんじゃねーの?って話になるけど
まぁハイブリッドをうまく使えば緩やかに移行できる可能性があるし
HVDアライアンスと連携してるからその辺はうまくやるだろ


日本においてはこんな事も
 → バンダイビジュアル、HD DVD高画質化でMSらと協力 −「日本のアニメに最適化した画質改善に取り組む」
これはPS3の不調を見ての事って意見もあるくらいだ
日本ではアニメコンテンツは売り上げとして無視できない
特にバンダイは過去から現在まで相当なヒットを抱えてる


おそらくアニメコンテンツはプレーヤー普及にはそれほど重要じゃない
でも実際の売り上げとしてDVDを買ったユーザーにHD DVDを買わせる
確実に計算できるのはコレクター意識の強いアニメオタク系なんだよな


実際コンテンツ売り上げで見れば北米では圧倒的にHD DVDがリードしてる
一時期、HD DVD専売からBlu-rayにコンテンツメーカーが流れたけど
Blu-ray側のメーカーから動きがあれば一気に傾くんじゃないのかね


企業にとっての神は売り上げ
その先には需要があって客がいる、はず


でも秋鷹41にはBlu-rayに企業が儲ける魂胆しか見えないんだよね